に行ってきた。
ちゃんと、お別れするために。
去年は本当に悲しいお別れが多すぎて、
それでも毎日は24時間で過ぎてって、
私が気持ちに区切りをつけようとつけまいと、
日々は変わらず過ぎ去るだけ。
清志郎の告別式も、フジロックでのセッションも行けなかった自分。
でも、フジファブリックには本当に素晴らしい瞬間をたくさんもらった。
何度も何度も胸にグッときて、今思い出してもこみ上げる。
だからちゃんと、ありがとう、さようなら、と言いたかった。
仕事を終え、旦那さんと駅前で花を選ぶ。
花言葉なんてしらない私たち。
でも、迷って迷って買った花は
白い薔薇。
あとで調べたら、花言葉は「尊敬」
たしかに。
献花を持って中野サンプラザへ向かう。
入り口でメッセージカードを渡され、
私は迷わずこう書いた。
どんな言葉も、どれだけ書いても伝えきれないから
こう書いた。
会場に入って、ギターと花に囲まれた
ちょっとファッション誌風の志村の遺影。
お気に入りの写真だったのかどうなのか。
列を進んで行くうちに、去年
同じ場所で観ていたことを思い出した。
前から9列目と、かなりいい席で。
やっぱり、もういないなんて信じられないね。
献花をして、手を合わせて、
ありがとう、またね、と伝えて出てきた。
帰り際ポーテを見かけて
ポーテもフジファブリックの一員だと思った。
お腹が空いたので、パスタを食べて帰った。
私は、私たちは、命を繋いで、前を向いて進むしかない。
例えどんなに辛くても、生きている限りそうするしかないんだ。
新しい命を、大事にするよ。
ありがとう、また会う日まで、さようなら。