12/15（火）にTHEE SCENE-LAST HEAVEN 031011＠新木場コーストに行ってきました。

DVDやベストアルバム、映画やこのライブ上映、
いろいろ動きがあるのは知っていたけれど、
なんとなく自分の中では盛り上がらず。

このライブ上映のチケットも半ば反射的に取ったもので、
当日も、ライブ前のわくわく感などはありませんでした。
まさしく青春だったthee michelle gun elephantは
あまりにも思い入れが強いし、アベがいなくなってしまったのも
まだ信じられない、というのがあったから。

でもそんなのは、始まった瞬間に全部吹っ飛んで、
そらもうミッシェルがすべてだったあの頃が鮮烈に蘇ってきたのでした。

初っ端のドロップで涙腺やられました。
何の涙か分からないけれど、もうぼろぼろと泣いてしまって、
でも不思議とツラくはなくて、ぎゅうっと胸が痛いけれど
目を背けたくなるわけではなくて。

その後は、浄化されたように落ち着いて観れました。
そして、何故あの頃、ミッシェルが全てだったのか
再確認したんです。

チバは嘘みたいにカッコいいし（悪いけど今のチバはニセモノだ！）、
両脇のアベもウエノもいろんな意味でバランスよすぎだし、
キュウちゃんの下っ腹に来るドラムもたまらない。
言葉では言い表せないほどのカッコよさ。
他の音楽なんか聴かなくてもいいくらいのカッコよさ。

そしてそれは、CDではなく、ライブでこそ発揮されるもの。

ミッシェルが解散してから何回かCDを聴き直したけれど、
正直、めっちゃカッコいいけど、なぜすべてだったのかしら、なんて
思うこともあって。

その答えはライブだった。そうだよね、だから中毒のように行っていたんだった。

観てる人たちも本当に楽しそうだった。
あの頃と同じように、ドリンクや人が飛び交っていた。
チバがマイクを向けたら大合唱だった。
アンコールと拍手が会場から起きていた。

本当にみんな、ミッシェルが好きなんだ。
もちろん私も。

ハローベイビー　俺は今を愛してる。

その輝きは永遠だ。