私は亡くなったアーティストやタレントに対して
うまくお悔やみの言葉が言えません。
先日忌野清志郎さんが亡くなった時も、
ご冥福をお祈りいたします、とは書いたけど、それ以上は書けなかった。

理由はいろいろあって、生前そんなに話題にしていなかったのに
亡くなってから「好きだったんだぜ」みたいのはどうだろうとか、
先日祖母が亡くなった原因も癌だったので、言葉に詰まったとか、
なんだかんだなんですけど。

昨日、ムービープラスで「ビッグ・フィッシュ」のラスト20分を観て、ふと思いました。

忌野清志郎さんて、きっとこのお父さんみたいな方だったんじゃないかって。
うまく言えないけれど、きっとビッグ・フィッシュだ、なんて。

映画監督やミュージシャン、モノを作り出す人たちは
何年、何十年経っても、作品の中に生き続ける。
永遠に。ずっと。

だから、もうその声や姿を見れなくなるのは
とってもとっても寂しいけれど、
最期は笑ってさよならが一番いいなあ。
ありがとう、って、楽しかったよって。

フジロックで田舎へ行こうを聴いたら
きっと泣くだろうけど。

「ビッグ・フィッシュ」は映画館に観に行って、
DVDでも何回か観たけど、また最初から観たくなった。
いい映画です。

category: Movie Life, Music Life

Comment